日本化粧品業界初 ISCC認証マスバランスアプローチによるバイオマスプラスチックの化粧品容器向け採用について
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伊藤忠プラスチックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林英範、以下「伊藤忠プラスチックス」)はこの度再生可能資源に紐付くISCC認証を取得したマスバランスアプローチによるバイオマスポリプロピレン(※1)(以下「バイオPP」)を株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林一俊、以下「コーセー」)向けに取り扱いを開始いたします。日本の化粧品業界で初めて(※2)採用し、まずはコーセーの2022年12月1日発売予定の「雪肌精 クリアウェルネス オーバーナイト クリーム」の容器で展開していきます。
本バイオPPは第二世代と言われる農作や食品業界における廃棄物や残留物、また廃食用油など再生可能な原料を利用しており(※3)また、ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)による第三者独立機関の認証を取得、原料から製品までのトレーサビリティを確保しており、ユーザーからの注目を集めています。
伊藤忠プラスチックスは化粧品、サニタリー業界へ環境配慮したバイオマス材料、リサイクル材料の取り扱いを展開し石油由来プラスチックの使用量の軽減に取組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(※1)「SK geo centric Co.,Ltd.(韓国)社製」
(※2)伊藤忠プラスチックス調べ
(※3)マスバランスアプローチを採用。マスバランスアプローチとは「原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)がそうでない原料(例:石油由来原料)と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法。」(環境省、バイオプラスチック導入ロードマップ)
クリアウェルネス オーバーナイト クリーム
以上
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