CORTEC 製品とブランドの価値を守るCORTECの優れた防錆性能

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伊藤忠プラスチックス(株)
産業資材・機能原料本部
産業資材一部
東京産業資材課

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さまざまな環境で適合する防錆性能

高温多湿な製造現場や輸送コンテナなど、金属製品にとって過酷な環境下でもCORTEC(コーテック)社の製品は優れた防錆性能で、 効果的に金属製品を保護します。VpCI※1の保護膜は自己補充型なので、VpCIフィルムに密封した状態で、およそ5年間※2の防錆効果があります。その優れた防錆(錆止め)性能は、MIL(米軍)やASTM(米国材料試験協会)、DIN(ドイツ規格協会)、BS(イギリス国家規格)など各種国際規格に適合しています。

※1 VpCI(Vapar phase Corrosion Inhibitor)とは、CORTEC社所有のVCI(防錆に関する一般名詞)に代わる新しい商標です。CORTEC社の防錆成分が、イオン単位で金属製品と強力に結びつく様子を“phase(相)”という言葉で表し、強調しています

※2 防錆効果はフィルムの構成と厚み、用途により異なります。

高湿チェンバー

コーテック社のテスト機器・高湿チェンバー。
赤道直下を通過する輸送コンテナ内部は、60度以上の高温となり、結露や霧が発生しやすい。コーテック社では、金属製品にとって過酷な環境下でのテストを繰り返し、防錆性能を確かなものにしています。

第三者機関による気化性防錆フィルムの性能調査結果

水摂触試験

●水接触試験
(梱包内に水が混入した場合の性能調査)
試験片を袋内で24時間保持した後、袋内に注射器で水道水0.5mlを注入し試験片を水で濡らし変色、発錆の状況を観察した。
写真はクリックで拡大されます。

湿潤サイクル試験

●湿潤サイクル試験・16サイクル
(高温多湿、温度差を考慮した環境下での性能調査)
防錆フィルムを200×100mmに断裁断した後、80×80mmの袋にし洗浄した試験片をフィルムの袋内の挿入しヒートシールする。袋内で試験片を24時間経過後16時間湿潤試験機内、8時間室温放置を1サイクルとする湿潤サイクル試験に供し、試験片の変色、発錆の状況を観察した。
湿潤試験機内の環境:温度49度 湿度95%以上
室内の環境:温度5度から122度 湿度45%から75%
写真はクリックで拡大されます。

写真左:VpCI 126R-100