ファミリーマート展開中容器の「2024年日本パッケージングコンテスト食品包装部門賞」受賞について
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伊藤忠プラスチックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林英範、以下「CIPS」)、株式会社ギンポーパック、株式会社ファミリーマート(以下 「ファミリーマート」)、三菱ケミカル株式会社、PSジャパン株式会社が共同で出品した 『バイオ OPS 容器 蓋(マスバランス方式によるバイオマス割当ポリスチレン容器)』(以下「本容器の蓋」)が、このたび「2024年日本パッケージングコンテスト 食品包装部門賞」を受賞しました。
公益社団法人日本包装技術協会による日本パッケージングコンテストは、今年で46回目となる日本の包装分野における最大級のコンテストです。 時代と社会の要請に対応した、生活文化に優れたパッケージおよびその技術の開発普及に資することを目的に、包装における材料、設計、技術、 さらにはデザインからロジスティクスに至るまで多面的に評価し、その年の包装の優秀作品を決定します。
CIPSとファミリーマートが手掛けるパッケージの受賞は今年で5年連続、5回目となります。
今回の受賞内容は以下のとおりです。
- 表彰名称:包装部門賞 『食品包装部門賞』
- 入賞作品: バイオOPS容器 蓋(マスバランス方式によるバイオマス割当ポリスチレン容器)

パッケージの特徴詳細
プラスチック容器が提供してきた機能を保ちながら環境配慮を推し進めるために、従来バイオマス原料を含有することが困難であったポリスチレンにおいて、再生可能資源に紐付いたマスバランス方式によるバイオマス割当ポリスチレンを採用した容器開発を行いました。バイオマス原料は従来植物由来のポリエチレンや、ポリエチレンテレフタレートなどのポリスチレンとは異なるプラスチックが主流でした。そのため、含有すると物性の変化による容器の機能低下を招き、工業化が難しいとされておりました。しかし、サプライチェーン全体でマスバランス認証の取り組みを行い、この度バイオマスポリスチレン素材の採用が可能になりました。
過去4年間の入賞作品
入賞年 | 入賞部門 | 作品名称 |
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2023年 | 食品包装部門賞 | 3次元トリミング加工トレー(折り曲げられるトレー) |
2022年 | 食品包装部門賞 | 一体型容器(プラスチック/紙) |
2021年 | 食品包装部門賞 | 紙を使用した弁当用容器 |
2020年 | 食品包装部門賞 | 高剛性サンドイッチ袋 |
入賞年 | 2023年 |
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入賞部門 | 食品包装部門賞 |
作品名称 | 3次元トリミング加工トレー(折り曲げられるトレー) |
入賞年 | 2022年 |
---|---|
入賞部門 | 食品包装部門賞 |
作品名称 | 一体型容器(プラスチック/紙) |
入賞年 | 2021年 |
---|---|
入賞部門 | 食品包装部門賞 |
作品名称 | 紙を使用した弁当用容器 |
入賞年 | 2020年 |
---|---|
入賞部門 | 食品包装部門賞 |
作品名称 | 高剛性サンドイッチ袋 |
今後もコンビニエンスストアや食品メーカーと一体となった食品包材の企画・開発・物流体制の構築を推進するとともに、包装材料用途に限らず 広く産業分野の取引先各社とも協力しながら、商品価値の最大化を図るパッケージを目指して参ります。
E-MAIL:cips_mp@itc-ps.co.jp