日進月歩で高性能化する電子デバイス材料の分野において、伊藤忠プラスチックスは「ICT」・「モビリティ」・「スマートエネルギー」の3分野を軸に、IT機器やモビリティ関連製品に使われている最先端の機能性化学品や半導体関連材料を幅広く取り扱い、未来に向けたより豊かな生活へのお手伝いをしています。自動運転や各種センサー、高精細ディスプレイ(マイクロLEDを搭載したウェアラブルデバイスなど)の最先端技術が急速に進化し、その技術を支える電子デバイス材料の市場も現在グローバルな規模で拡大しています。伊藤忠プラスチックスはこの可能性を拓き、時代をリードするエレクトロニクス専門集団を目指します。また、伊藤忠プラスチックスは自社の海外拠点および伊藤忠グループの世界的なネットワークを活かし販売拠点を構築。中国、韓国、台湾、その他東南アジア、北米、ヨーロッパ、さらに発展著しいインドにも販路を広げています。さらに各拠点におけるサプライチェーン強化など、さまざまな活動を通じて、グローバルにビジネスを推進しています。
電子デバイスに欠かせない半導体材料の供給も、われわれの柱のひとつです。伊藤忠プラスチックスでは、従来のシリコン半導体材料の取扱いに加え、次世代の電子デバイスに不可欠な化合物半導体の供給を推進。今後は車載やAI(人工知能)、通信システムなど、各先端技術を必要とする業界に向けた高性能半導体の材料を始めとする、新分野の材料開発も積極的に行います。SDGsの観点でも、化合物半導体は従来の半導体より発熱しにくい特性から省エネになり、環境配慮型素材として注目を集めています。また、パワー半導体をはじめとする省エネ対応商材の取扱い等を通じて、持続可能な社会を目指すと同時に、環境に配慮した取組みでカーボンニュートラルを推進します。